colabでセッションを初期化するとpipインストールしたライブラリが消えてしまい、毎回インストールする必要があります

そこでインストールしたライブラリを永続化するために必要な設定を紹介します

①Google driveのフォルダをマウント

ColabではGoogle Driveのフォルダをマウントすることができます

フォルダをマウントし、ダウンロードしたライブラリを保存することで永続化を行います

下記の例では、ドライブをマウントした際のデフォルトのパスが content/drive/My Drive/Colab Notebooks となっていて、わかりにくいので、 /content/notebooks にシンボリックリンクを貼りわかりやすくしています

import os, sysfrom google.colab import drive# driveをマウントdrive.mount('/content/drive', force_remount=True)# わかりやすいようにシンボリックリンクを貼るnb_path = '/content/notebooks'target = '/content/drive/My Drive/Colab Notebooks/packages'if os.path.realpath(nb_path) != target:  os.symlink(target, nb_path)  # ライブラリのパスを通すif nb_path not in sys.path:  sys.path.insert(0, nb_path)  print(sys.path)# ['/content/notebooks', ...] とパスが通っていればOK

②マウントしたフォルダにライブラリをインストール

該当のライブラリのimportを試みて、存在しなければpip installを行います

その時、インストール先として先程マウントしたフォルダを --target として指定します

try:
  import beautifulsoup4
except:
  !pip install --target=$nb_path beautifulsoup4

これでセッションの初期化を行ってもマウントしたフォルダよりライブラリをimportすることが可能になります

めでたしめでたし